撮影：鹿摩隆司

牧阿佐美バレヱ団 6月公演 「リーズの結婚」

牧阿佐美バレヱ団6月の公演は、人気作「リーズの結婚（原題：ラ・フィーユ・マル・ガルデ）」を上演します。本作の最大の魅力はストーリーの面白さ。美しいメロディの音楽も素晴らしく、ユーモアあふれる個性的な登場人物たちが、演劇的な表現と踊りで愉快な物語を運んでゆく、見どころ満載のラブコメディ。バレエ史に残る名作をお楽しみください。

20世紀を代表する英国の振付家、サー･フレデリック･アシュトンが振り付けた「リーズの結婚」（原題：
ラ・フィーユ・マル・ガルデ） が英国ロイヤル･バレエ団で1960年に初演されると、たちまちロングランを重ね、バレエ史に残る名作となりました。日本では1991年に牧阿佐美バレヱ団のレパートリーに加わって以来、再
演を重ねる人気の舞台。4年振りの再演です。

 

イギリス生まれの極上コメディ
英国流の上質なユーモアが全編にあふれ、のどかな田園を舞台に恋愛騒動が繰り広げられる「リーズの結
婚」。幕開けは、にわとりたちが踊る軽快なステップに、“敷居の高い”バレエのイメージは一瞬にして消え
去り、誰もが、これから始まる物語の展開に期待が高まります。
恋人との幸せな結婚生活を夢見る娘、リーズ。しかし、母親のシモーヌは、お金持ちの家の息子との縁談
を進めています。時に厳しく愛情あふれる母親像を男性ダンサーが演じるシモーヌと娘リーズのやりとりは、
大いに笑いを誘い、また、ボンクラながら愛すべき人物として描かれるお金持ちの息子アランも作品に奥深
い魅力を与えています。個性豊かな登場人物たちを慈しむストーリー、心に響く美しいメロディーと、アイ
デアに富んだ驚きの演出。バレエでこそ伝えられる感動が詰まった珠玉の作品です。

 

キャスト
チャーミングなリーズと恋人コーラスには、華やかな魅力で舞台に輝きを放つ青山季可と、確かなテクニックと音楽性豊かな表現力で注目を集める清瀧千晴、前回2015年に溌剌としたリーズを踊り好評を得た中川郁と、シャープな踊りにひときわ輝く存在感で人気の菊地研。アラン役には、安定した技術と軽やかな踊りで魅了する細野生、そして昨年の「くるみ割り人形」で主役デビューした新星、山本達史が初のアランを踊ります。さらにシモーヌ役は、保坂アントン慶が今回も魅力的な母親像を演じます。

出演

青山季可、中川郁、菊地研、清瀧千晴
細野生、山本達史、保坂アントン慶、牧阿佐美バレヱ団

日時

2019年6月8日（土）15：00開演
2019年6月9日（日）14：30開演

会場

文京シビックホール 大ホール

【チケット料金（全席指定・税込）】
S席10,800円 Ａ席8,000円 Ｂ席5,000円
ペア席（2階席）／S席ペア20,000円 A席ペア15,000円 B席ペア9,500円
当日券学生割引（当日券のみ。要学生証提示） ／A席4,000円 B席3,000円
フレンドリー席（5/9よりバレヱ団Webサイトで販売）／3,000円
※4歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください。4歳以上のお子様のチケットも必要です。
※フレンドリー席は舞台の一部が見えづらいお席です。

チケット取扱

■牧阿佐美バレヱ団オフィシャルチケット http://r-t.jp/ambt06
■シビックチケット Tel 03－5803－1111（10：00～19：00）
■楽天チケット http://r-t.jp/ambt
■チケットぴあ TEL:0570-02-9999 Pコード：492－002 http://t.pia.jp/
■イープラス http://eplus.jp/
■カンフェティ TEL:0120-240-540 https://www.confetti-web.com/

お問合せ

牧阿佐美バレヱ団公演事務局
http://ambt.jp
Tel 0570‐03‐2222

 

【主演】
リーズ　青山季可（8日） 中川郁（9日）
コーラス　清瀧千晴（8日） 菊地研（9日）
アラン　細野生（8日） 山本達史（9日）
シモーヌ　保坂アントン慶

 

【指揮】
ウォルフガング･ハインツ

 

【管弦楽】
東京オーケストラMIRAI

 

【演出・振付】
サー・フレデリック・アシュトン

 

【原作】
ジャン・ドーベルヴァル

 

【作曲】
フェルディナン・エロール

【脚色・編曲】
ジョン・ランチベリー

 

【美術】
オズバート・ランカスター

 

【振付指導】
ジャン＝クリストフ・ルサージュ（ウィーン国立バレエ団バレエ・マスター）

 

【芸術監督】
三谷恭三

 

【主催】
一般財団法人牧阿佐美バレヱ団

 

【共催】
文京シビックホール（公益財団法人文京アカデミー）

 

【後援】
一般社団法人日本バレエ団連盟