|
||||||||||||
|
||||||||||||
あとの2作は、日本人の音楽による創作。ともに2000年のロシア、エストニア公演のレパートリーとなったものである。 |
||||||||||||
|
||||||||||||
『オン・ザ・ロード』は、天野宣の太鼓にの音楽を使い、自然の営みを取り上げた作品。大地、水、そして緑や木の関係をそれぞれに色分けした衣装の男女の群舞によって描く。基本的にはクラシックのステップを使っているが、流れの構成やダンサーの出入りなどに現代的なユニークさが見える。この全体を統一するのが緑の吉本真由美と水の正木亮羽、ともに長い経験のもとにピークを迎えつつあり、見せ所をきちんと理解した踊り。ただ群舞とは別の存在にするなら、たとえば太陽とか光といった形で衣装も、茶や青、緑といった群舞の色を背景に明るく浮きたたせたほうがよいような気もする。 |
||||||||||||
|
株式会社ビデオ Copyright © VIDEO Co., Ltd. 2014. All Right Reserved.