フランス・パリ在住の山田マミさんが、現地発信の最新ダンス情報をタイムリーにリポート!
ダンスだけでなく、ワイン、フェスティバル、市場などなど、パリっ子たちの日常生活も、
山田マミさんによる独自の視点でお伝えします。動画によるダンス映像の配信も見所です!
10月11日 秋の長雨
このところ雨が降る事が多くて気が滅入ります。日も短くなってくるし・・・。一日中雨が降る事は少ないのだけれど、今日は朝からポツポツ、ザー。
これはエトワール・デュ・ノール劇場に行く道でパチリ。
この雨にもかかわらず、劇場入り口のホールは混み合っていて熱気ムンムン。
今日の公演はマキサンス・レイとフランソワーズ・タルタンヴィル振付けの2作品。
こちらのプログラムはコピーの簡単なものが主で、今日はピンクの紙にコピーされたプログラム。
劇場入り口のホールでは軽食を取る事もできますし、一杯引っ掛ける事もできます。写真のエキスポジションもあって、狭いけれど充実してます。写真がピンぼけですみません。
ちなみに今夜はほぼ満席でした。
10月12日 ペール・ラシェーズに行ってみました
昨日の長雨とは打って変わって、今日はからりと晴れました。あ、それから、パリでは一日中雨が降り続く事は少ないけれど、全天候型、つまり雨のち曇りのち晴れのち雨と、くるくると天気が変わる日が多いので、朝晴れていても傘を持っていくのが良いと思います。
青空が見えたので、メトロに乗るのはやめてペーラシェーズを通り抜けてみました。
入り口がいくつかありまして
入ったところにお墓マップがあります。これに有名人のお墓の場所が書いてありますので、場所を確認。
小道には標識が立っていますのでこれで現在地を確認。ただし、マップは入り口にしかないので、最初に場所をしっかりメモしておきましょう。
石畳の道幅の広い通りもありますし、
階段のある小道もあります。
けっこう広いんですよ。
これが式場。
では、お墓をずらり。
準備中・・・
お花がいっぱい
一つ一つがおおきいんですよね。
お墓の間からビルが見える。都会ですもの、仕方がない・・・
ステンドグラス付きのお墓も。
昔は入り口で地図をもらえたのですが、今はないようです。入り口で確認してみてくださいね。
もう少しゆっくりしたかったのですが、私こういう場所に弱いんです。で、入ってみたものの、早足で通り抜けてしまいました。興味のある方はゆっくりお散歩してくださいね。
下記URLでお墓巡りもできますよ。
道を歩いていたら、ギョッ!妙にリアルな蜘蛛のペイントでちょっとどきりとしてしまった。
あ、鳩小屋だ!噂には聞いていましたが見たのは初めて。パリは鳩が増えてしまって、鳩にえさをやるのも育てるのも禁止です。頭を悩めたパリ市は鳩小屋を設置する事を提案。こうすれば糞公害も少なくなるという計算。そのもくろみは効果を出しているのでしょうか?
サッカー日本VSフランス戦
今夜サッカーの親善試合日本対フランス戦がありました。結果は1−0で日本の勝ち。試合後のフランスチームのコメントは「数日後に控えたマドリード戦に備えて、手を抜いたから」。こんな言い訳ってあり?日本をばかにするなよぉ〜!日本に負けた事はフランス人にとってはかなりのショックだったようです。日本チームは最後まで体力が落ちず、良い試合をして、日本チームは強い!という評判を得たようです。がんばれニッポン!!!
山田マミ プロフィール
幼少よりダンスを始め、80年代はアメリカに没頭するが、今は亡きダンス・ア・エックスでローザスの「オットーネ・オットーネ」を観て、ヨーロッパの歴史の深さに圧倒され、フランスに移住。しかし、言葉の壁に阻まれ、英語圏への脱出を計画。ところがその矢先、腹ぺこで歩いていた私に「ヴォワラ、マドモアゼル」と林檎を差し出してくれたおじさん。レストランに仕入れる林檎が1個足りなくなってもいいのかしらと心配しつつも感動!もしかしたらフランス人ってすっごく優しいかも?脱出計画は一挙に吹っ飛び、フランス定住を即決める。住んでみたら奥が深いフランス生活。1年が2年になり、、、あっという間に13年。住めば都のフランスはパリで、納豆と豆腐を食べ、中華街でベトナム麺をすすり、日曜日はマルシェで季節の野菜と魚を買い、時に日本のカボチャを育て、楽しく過ごしております。