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ニュース・コラム

山田マミのやっぱり、パリが好き

山田マミのやっぱり、パリが好き

フランス・パリ在住の山田マミさんが、現地発信の最新ダンス情報をタイムリーにリポート!
ダンスだけでなく、ワイン、フェスティバル、市場などなど、パリっ子たちの日常生活も、
山田マミさんによる独自の視点でお伝えします。動画によるダンス映像の配信も見所です!

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今年も暖冬?異常気象?

11月の寒さは何処へ~?と言いたくなるほど暖かい。パリはまあ、10度前後というところでしょうか。

秋の名物落ち葉拾い。原発に頼るフランスの、電気自動車による落ち葉収集車。

おお!セーヌ川に大波が!!パリは穏やかに見えるけれど、山の方は大荒れなのかしら?これも異常気象のせいですかね?

♬クリスマス~♪

恒例、オスマン通りのデパートのウインドウ特集!

まずはギャラリーラファイエットに行ってみたのですが、すごい人の波にもまれて・・・

ウインドウに近づく事が難しい・・・みんなカメラや携帯、タブレットで撮影大会。私も負けんぞ~

だめだ・・・というわけで、クリスマス前の週末にはいくもんじゃない!と言う事がよくわかりましたので、翌日に出直しました。

今年のギャラリーラファイエットは、シンデレラがテーマ。夜中の12時になると・・・

動くウインドウの横には動かないものもあります。

プランタンはプラダ特集

この人ごみをちゃっかり利用する人も。

子供が満足すれば、それで良し!

さて、シャンゼリゼは、

こちらもすごい人です。

シャンゼリゼのカルチエは赤く、

ルイヴィトンはかわいい

フーケッツはリボンでお飾り

ベンツのショールームには、実際にラリーで使われた車の展示。

傷も生々しく、迫力ある~!!

車は買えないけれど、このくらいなら買えるかな・・・?

毎年楽しみなのがロン・ポワンのイルミネーション。

ここもすごい人で、ここにまで近づくのにかなりの時間を費やしました。

歩道は人だらけ、車は渋滞して道を塞ぎ、

ふと気がつけば交差点の真ん中を歩いてる!
いつも不思議に思うのは、どうしてフランス人って前に進む事しか考えないんだろう。50センチ下がれば、他の車や人が通れるスペースができるのに、下がったら負け!と思っているようで、1センチでも前に進もうとする。だからこんなに渋滞するのです。広〜い交差点、前の車が詰まっているのに、信号がもうすぐ赤になるとわかった瞬間に進むから、横から来る車を塞いじゃってるじゃん。そうしたらにっちもさっちもいかなくなって渋滞すると言う原理がどうしてわからないんだろう。日本ではほとんど考えられない現象。え?今じゃ日本もおんなじ?

凱旋門からシャンゼリゼを下ってきて、シャンゼリゼ・クレモンソー駅を超える頃から始まるクリスマスマーケット

大変な人でにぎわっています。

と、ここまでは良かったのですが・・・

ごった返すシャンゼリゼ。ロン・ポワンのネオンに見とれて、良い気分でコンコルド広場に向かおうとしたら、お巡りに止められた。「この先行けません」「へ?」「人がいっぱい歩いているじゃないですか!」「コンコルドから来る分にはかまわないですが、ここからコンコルドには歩いていけません。車は問題ないですが。」
こんなの初めて聞いた。車はokなのに歩行者は通行禁止。シャンゼリゼ・クレモンソー駅も「安全のため」に閉鎖され、この恐ろしいほどの人ごみからどうやったら抜け出せるのか見当もつかず、ぐるぐる回ってしまった。
クリスマス前の週末にシャンゼリゼに行く人は、時間に余裕を持って行ってくださいね。私、次の予定があったもので汗だくだくになってしまった。今日は12月7日土曜日の夜7時・・・

トロカデロ広場もお化粧している。

東駅前広場に出ていたアルザス地方の特産品を売るクリスマス市。

さすがドイツに近い地方だ。シュークルートセットが売ってる。

ハムに

ベーコン

バナナみたいなソーセージ

吊下がっている黒い物体はサラミソーセージ

チーズに

お菓子!ガレット・デ・ロワみたいだ。

お人形型のクッキー。昔ドイツで食べたなあ。シナモン味だった記憶がよみがえる。私、シナモン苦手なんです・・・

わ~かわいいっ!アルザス地方の家を模した箱に入ったお酒。

山田マミ プロフィール

幼少よりダンスを始め、80年代はアメリカに没頭するが、今は亡きダンス・ア・エックスでローザスの「オットーネ・オットーネ」を観て、ヨーロッパの歴史の深さに圧倒され、フランスに移住。しかし、言葉の壁に阻まれ、英語圏への脱出を計画。ところがその矢先、腹ぺこで歩いていた私に「ヴォワラ、マドモアゼル」と林檎を差し出してくれたおじさん。レストランに仕入れる林檎が1個足りなくなってもいいのかしらと心配しつつも感動!もしかしたらフランス人ってすっごく優しいかも?脱出計画は一挙に吹っ飛び、フランス定住を即決める。住んでみたら奥が深いフランス生活。1年が2年になり、、、あっという間に13年。住めば都のフランスはパリで、納豆と豆腐を食べ、中華街でベトナム麺をすすり、日曜日はマルシェで季節の野菜と魚を買い、時に日本のカボチャを育て、楽しく過ごしております。

 
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