フランス・パリ在住の山田マミさんが、現地発信の最新ダンス情報をタイムリーにリポート!
ダンスだけでなく、ワイン、フェスティバル、市場などなど、パリっ子たちの日常生活も、
山田マミさんによる独自の視点でお伝えします。動画によるダンス映像の配信も見所です!
オニール・八菜さん大活躍のラ・バヤデール
ベルサイユ宮殿のオペラ座では兼井美由季さん
アントニオ・ガデス舞踊団パリ公演
クリスマスツリー比べ
オペラ・バスティーユ劇場のクリスマスツリー。例年通り、青い。
ガルニエ宮のクリスマスツリーは、ホールの照明が暗いからか、なんか地味。昔のトウシューズがいっぱいぶら下がっていたツリーのほうがよかったのになぁ。
ガルニエ宮のショップの入り口のツリー。これはカワイイ。
ガルニエ宮ではいつも通り、衣装の展示。青く輝くチュチュが素敵!
今年のお気に入りは、シャトレ・レ・アールのショッピングセンターのホール。ちょっとかわいいじゃん!と」るんるんしたものの、センター内は工事中で通路が迷路。出口がわからず、同じところを何度もウロウロしてしまった。ようやく外に出てみると、
工事はだいぶ進んでいるみたいだけれど、
公園も含めて完全に仕上がるのは2018年だと。なんと7年にわたる大工事。
こんなに暖かくていいのかぁ~!
国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21=気候変動パリ会議 )が11月30日から12月12日まで厳戒態勢の中、パリで開かれた。
世界各国の首脳が一堂に。あら、安倍首相が写っていない。端の方だったのかしら。(Direct Matin紙より)
暖かいのは気持ちいいけれど、めちゃめちゃ暖かくて、こんなんで本当に良いのだろうかと心配してしまう。
店頭にもみの木が並び始めたけれど、師走の実感がわかない。セーターを着てコートを着たら汗をかいてしまう。街では袖なしの人や半ズボンの人もいるし、知人は先週カンヌで泳いだってはしゃいでいる。まあ、ガイジン体温高いからね~
エッフェル塔からもメッセージ発信
パリ市庁舎前は環境取り組みイベント真っ盛り。
花の形をしたソーラーシステムも可愛いけれど、身近なところではやっぱり電動自転車。
間もなくパリ市の貸自転車に登場するらしい。これはありがたいけれど、バシバシ盗まれるような予感。
夜の照明も綺麗だったのでパチリ。
ブクブク泡の出る緑のガラス。パリもブクブク泡の中。
無料休憩場みたいけれど、環境に優しい装置の説明がいっぱい展示してある。
メトロもCOP21
パリの交通機関を経営するRATPもCOP21参加して、セバスティアーノ・サルガドの写真を掲載。写真ひとつでホームの雰囲気が変わる。
メンテナンスの資材置き場が横にあっても、和む。
山田マミ プロフィール
幼少よりダンスを始め、80年代はアメリカに没頭するが、今は亡きダンス・ア・エックスでローザスの「オットーネ・オットーネ」を観て、ヨーロッパの歴史の深さに圧倒され、フランスに移住。しかし、言葉の壁に阻まれ、英語圏への脱出を計画。ところがその矢先、腹ぺこで歩いていた私に「ヴォワラ、マドモアゼル」と林檎を差し出してくれたおじさん。レストランに仕入れる林檎が1個足りなくなってもいいのかしらと心配しつつも感動!もしかしたらフランス人ってすっごく優しいかも?脱出計画は一挙に吹っ飛び、フランス定住を即決める。住んでみたら奥が深いフランス生活。1年が2年になり、、、あっという間に13年。住めば都のフランスはパリで、納豆と豆腐を食べ、中華街でベトナム麺をすすり、日曜日はマルシェで季節の野菜と魚を買い、時に日本のカボチャを育て、楽しく過ごしております。