フランス・パリ在住の山田マミさんが、現地発信の最新ダンス情報をタイムリーにリポート!
ダンスだけでなく、ワイン、フェスティバル、市場などなど、パリっ子たちの日常生活も、
山田マミさんによる独自の視点でお伝えします。動画によるダンス映像の配信も見所です!
ダンスざんす
劇場は社交の場なのだ
メトロ8号線の終点近くにあるクレテイユのメゾン・デ・ザール。ホールや回廊では絵が展示されていて、劇場自体がアートしている。
簡単な食事もできることもあって、いつも活気があって好きな空間。
テアトル・ド・ラ・ヴィル改装工事期間中は、提携劇場となったロン・ポワン劇場。演劇がメインなのであまり行くことはなかったけれど、2つの舞台がある有名な劇場だ。ここの地下もレストランになっていて、公演前に軽食を取る人たちでほぼ満員。
オペラ座の年末プログラム
パリ・オペラ座バレエ団の年末プログラムは、ガルニエ宮でイリ・キリアンプログラム、オペラ・バスティーユ劇場では白鳥の湖。
左から、ロットバルトのフランソワ・アリュ、指揮者のヴロ・パーン、オデット/オディールのアマンディーヌ・アルビッソン、ジークフリート王子のマチュー・ガニオ
オペラ・バスティーユの恒例の青いクリスマスツリー
ノエル一色
12月に入って、スーパーや花屋の前がクリスマスツリーでいっぱいになったら、ノエルの準備をしなくては。
どの町もノエルの飾り付けで賑やかになった。
ショッピングセンターもサンタの乗り物を置いて客寄せ。
駅にだってちゃんとクリスマスツリーがある。
家も煌々と輝く。
やっぱりシャンゼリゼ
シャンゼリゼ大通りのイリュミネーションは11月21日に点灯。
今年もシックなイリュミネーション。去年の流用で経費節減だけれど、自転車やブランコの自家発電で参加できるイベントがなくなったのはちょっと寂しいなあ。
ジョルジュ・サンクからコンコルドに向かって歩いてみました。
ルイ・ヴィトン
フーケッツ
ラ・デュレ
リドかと思ったら、セフォラの香水店だった。
トヨタ
明るいルノー
ロンポワンの交差点には光のアーチ
山田マミ プロフィール
幼少よりダンスを始め、80年代はアメリカに没頭するが、今は亡きダンス・ア・エックスでローザスの「オットーネ・オットーネ」を観て、ヨーロッパの歴史の深さに圧倒され、フランスに移住。しかし、言葉の壁に阻まれ、英語圏への脱出を計画。ところがその矢先、腹ぺこで歩いていた私に「ヴォワラ、マドモアゼル」と林檎を差し出してくれたおじさん。レストランに仕入れる林檎が1個足りなくなってもいいのかしらと心配しつつも感動!もしかしたらフランス人ってすっごく優しいかも?脱出計画は一挙に吹っ飛び、フランス定住を即決める。住んでみたら奥が深いフランス生活。1年が2年になり、、、あっという間に13年。住めば都のフランスはパリで、納豆と豆腐を食べ、中華街でベトナム麺をすすり、日曜日はマルシェで季節の野菜と魚を買い、時に日本のカボチャを育て、楽しく過ごしております。