うらわまこと | ||||
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2002年12月10日 | ||||
いよいよ年の暮れ、あちこちから「第九」が聞こえてきます。このベートーヴェンの第九交響曲(合唱付き)は、わが国では年末の風物詩になっています。ただこれはわが国だけの状況で、諸外国ではこのような慣習はなく、年末によく演奏されるのは、ウィーン系のオペレッタやワルツのようです。それに対してもう一つの風物詩「くるみ割り人形」は世界的な傾向です。これは「くるみ~」では舞台がクリスマスのパーティーであり、ファミリー向きの内容であることからも当然ともいえるでしょう。いずれにしても、今年も多くの「くるみ割り人形」が全国各地で上演されています。「くるみ~」ほどではありませんが、「シンデレラ」もなんとなく年末によく取り上げられています。新国立劇場では1年置きに「くるみ」と交互に上演するようですし、今年もほかに幾つかの上演が行われています。これも、家族向きの内容だからでしょうか。 |
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