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山田マミのやっぱり、パリが好き
フランス・パリ在住の山田マミさんが、現地発信の最新ダンス情報をタイムリーにリポート! ダンスだけでなく、ワイン、フェスティバル、市場などなど、パリっ子たちの日常生活も,山田マミさんによる独自の視点でお伝えします。 動画によるダンス映像の配信も見所です! マークから動画をお楽しみいただけます。 動画をご覧いただくにはQuickTimePlayerが必要となります。
パリで活躍するダンサー、ミヨコ・シダさん
ニュイ・ブランシュ 毎年10月の最初の土曜日に行われるフェスティバル。訳すと白夜となるのでしょうか。夜7時から一晩中、様々な展示やパフォーマンスが見られます。メトロは一晩中動いていると言うし、ダメならパリの貸し自転車ヴェリブがあるので、終電を気にしないで遊べるのがいい!と思ったのは私一人ではありませんでした。みんな考える事は同じようで、パリの中心地はものすごい人出。新聞によると100万人が繰り出したとか。サンミッシェル界隈はごった返していて、明治神宮の初詣を思い出してしまいました。どの会場も1時間待ちは当たり前。おいおい、これは愛知万博か?あきらめてメトロに乗るも、まさに東京のラッシュ並みの混雑。パリの地下鉄がこんなに混んでいるのを見たのは初めてでした。通勤よりも遊びに情熱を燃やすフランス人?(失礼) 今年は例年に比べてダンスが少なかったように思いましたが、日本人の私としては、フェスティバル・ドートンヌの表紙を飾った池田亮二さんがモンパルナスタワーで何かをやると聞いていたので、行ってみましたら、ここもすごい人。人をかき分け、歩道からあふれた人が道路を歩き、そのせいで車が動かず、クラクションと怒号の中、20分ほど待ってようやく光のタワーにたどり着きました。うわ~、きれいっ!!! この光のタワーが、どんよりとした雲に反射して、パリのどこからでも見えて、「リョージ・イケダの光だ」なんていう会話があちこちで聞こえました。むっふっふ、日本人、やるでしょ。思わず得意げになってにやりと笑う私。まあ、私と池田さんの間には、何の関係もないんですけどね。。。。。。 まさに光の塔。まるでモンパルナスタワーが光に包まれて、天にパワーを送っているようでありました。
これは、パリ4区の区役所でのロボットの展示。かわいいロボットたち、動かないのがちょっと残念。中庭では映画をやっていましたが、ここも列を作っていたのでパス。
ダンサー 保坂一平さん シャトレにあるエスパス・ベルタンポワレは、いろんな意味でパリの日本人にはありがたい場所。ここでトンボさんと、ケイスケ&ハナコさんのダンス公演のあとに、保坂一平さんを見かけました。11月にピナバウシュ主催のフェスティバルに招待されているそうです!
クリスマスマーケットとシャンゼリゼ シャンゼリゼのクリスマスマーケットの準備が始まりました。白と青いネオンできれいですね。でもまだお店は開店していません。 チュイルリー庭園のコンコルド広場側にある大観覧車。迫力あるし、きれいだなあ!
THEATRE 2 GENNEVILLIERS 新しい劇場を紹介しましょう!って、昔からあるのですが、私には初めての場所だったので、勝手に新しい劇場としてしまいました。テアトル・ドゥ・ジュヌヴィリエ。「ドゥ」を同じ発音の「2」にして、THEATRE 2 GENNEVILLIERSと書きます。場所は、パリの北の方でちょっとビビったのですが、思ったよりも治安は悪くなく、アラブ系のお店がいくつかある庶民的な町と言う印象でした。 メトロ13番線のASNIERES-GENNEVILLIERS方面に乗って、GABRIEL PERIで下車。 1番出口を出ると、赤と白の矢印があるので、それにそって進みましょう。 「 →」の横にもTHEATRE DE GENNEVILLI ERSと書いてあるので、わかりやすいです。しばらく歩いたら突然黒い空に真っ赤な箱が浮かび上がっているのが見えて、あれが劇場だ!すごい存在感ですわ。 角を曲がるところにも「→」があるので、素直に従いましょう。 これが劇場です。パスカル・ランバートという若手アーティストが劇場のディレクターに就任して、雰囲気が変わったのではないかと思います。上演作品も、お客さんもがらり。 ホールの中にはオープンカフェレストランと、誰でも自由に使えるコンピューターがあってこれは便利。階上に上がれば、サロンにカラフルな椅子がたくさんあって、本棚にある図書を自由に閲覧できます。なかなかいい感じ。ここで上演される作品は主に現代劇で、今シーズンは、平田オリザの「東京ノート」と岡田利規の「三月の5日間」が上演されました。
では、イルミネーションに飾られた通りを紹介しましょう。まずは、シャンゼリゼ。青い涙が流れるような照明。シックだなあ。
ヴァンドーム広場へ向かうカスティグリオーネ通り。
ぐっと庶民的になって、ここは12区のシャロントン通り。。 ここはワティニー通り。小さな商店街ですが、がんばっています。
噴水もお化粧直し。 町の照明にもいろんなのがありますね。
おお!なんと、サンタさんが光り輝くはしごを登っているではないか!でも実はこのサンタさん、夜はいいけど、昼間はなんか情けないのです、、、。
家が光ってる! パリを離れると一軒家が目立つようになります。するとネオンで輝く家が目につきます。お家自慢なのか、これでもかっ!というのもあります。 これはすごいっ!走るトナカイと、光る家。 ちょっとのけぞりました。