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ニュース・コラム

山田マミのやっぱり、パリが好き

フランス・パリ在住の山田マミさんが、現地発信の最新ダンス情報をタイムリーにリポート!
ダンスだけでなく、ワイン、フェスティバル、市場などなど、パリっ子たちの日常生活も,山田マミさんによる独自の視点でお伝えします。
動画によるダンス映像の配信も見所です!


マークから動画をお楽しみいただけます。

動画をご覧いただくにはQuickTimePlayerが必要となります


 
幼少よりダンスを始め、80年代はアメリカに没頭するが、今は亡きダンス・ア・エックスでローザスの「オットーネ・オットーネ」を観て、ヨーロッパの歴史の深さに圧倒され、フランスに移住。しかし、言葉の壁に阻まれ、英語圏への脱出を計画。ところがその矢先、腹ぺこで歩いていた私に「ヴォワラ、マドモアゼル」と林檎を差し出してくれたおじさん。レストランに仕入れる林檎が1個足りなくなってもいいのかしらと心配しつつも感動!もしかしたらフランス人ってすっごく優しいかも?脱出計画は一挙に吹っ飛び、フランス定住を即決める。住んでみたら奥が深いフランス生活。1年が2年になり、、、あっという間に13年。住めば都のフランスはパリで、納豆と豆腐を食べ、中華街でベトナム麺をすすり、日曜日はマルシェで季節の野菜と魚を買い、時に日本のカボチャを育て、楽しく過ごしております。
 
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2008年9月24日~12月31日


パリで活躍するダンサー、ミヨコ・シダさん

 

  9月にベルサイユ宮殿のネプチューンの泉を舞台に行われたバルタバスの公演で、1万人の観客の前で見事に主役のマクベス夫人を踊ったミヨコ・シダさんに公演について伺いました。

 
2008年9月26日

リヨン・ダンス・ビエンナーレ

 

9月6日から27日まで行われた、ビエンナーレとしてはフランス最大規模のダンスフェスティバル。あいにく舞台の様子は撮影できませんが、屋外で行われた公演を紹介します。

  アンドレ・フォルティエの「ソロ30×30」
 
 
2008年9月27日

ビエンナーレは、ダンスを見るだけではありません。参加する事もできます。これは、マルタン・シャプとマーシャル・シャザロンのプロジェクトで、目隠しされた状態で2時間半、町を歩いたり踊ったりするものです。さてそこで、あなたは何を感じ、何を発見するのでしょうか?

1.まずは、目隠しをして、説明を受けます。


2.そして、いざ町に!同伴の人が親切に案内してくれるので、なんの心配もいりません。あいにく私は参加しませんでしたが、話によると、町を30分歩いたあと、誰かの家に入って、紅茶をいただき、そしてまた散歩だそうです。


3.その散歩の最後に大学の敷地に入ります。そして、ここでは草花や木に触れますが、驚いたのは、障害者の方が案内してくれるのです!しかも、目隠しされた側は、案内してくれる人がまさか盲目の人だとは想像もしなかったということ。


4.そこで見つけた「妊娠した木」




5.そして、建物の中に入ったら、踊ります!目隠しされているのに、あんなにいろんな動きができるんだ!って見ていて驚きました。目が見えなくて怖くなかった?と聞いたら、一緒に踊ってくれる人を信用していたので、ちっとも怖くなかったよ、という返事が返ってきました。


6.ひと踊りしたあとは、ディスカッションです。これを記録するのが全盲の人。
 

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リヨンのお散歩

では、リヨンの町を少し紹介しましょう。リヨンには二つの川が流れています。その一つ、ソーヌ側から旧市街に向かっての景色。古い建物の後ろにそびえ立つ白い建物が、フルヴィエール大聖堂。かなり高いところにあるので、見学するには、ケーブルカーで登って、歩いて下りてくるのが良いかと思います。もちろん歩いて登れますが、かなりきついので、体力に自身のある方か、ケーブルカー代をどうしても節約したい!という方、根性と気力のある方にだけにお勧めします。(ちなみに私は根性がなかったので、遠くから眺めるだけでした。。。。。。)コースは、旧市街から登るのと、ノートルダムの麓の公園から登る道があります。この後ろにはフランスで一番古いとされる古代ローマ劇場があり、夏にはここでダンスやコンサートが行われます。このあたりはユネスコ世界文化遺産にに指定されている所ですので、ぜひ行ってみてください。


その河岸は、歩行者天国。歩行者専用歩道と自転車専用道路があって、みんなのんびりとお散歩したり、木のロッキングチェアーで日光浴をしながら本を読んだり、停泊した船のレストランやカフェでおしゃべりしたり。パリ・プラージュが常設しているといった感じでした。


テロー広場からクロワルースへ向かう途中には、戦争中にレジスタントが隠れたと言う迷路のような抜け道トラブールがたくさんあります。これもメトロで登ってから下りてくるのが楽ですが、私はがんばって登ってみました。テロー広場の市庁舎と反対側にある階段から始まります。道の途中や建物の入り口にあるライオンの印をたどってみましょう。目のマークは、一見の価値ありの場。→は通り抜けられますの意味。
建物の玄関に見えますが、入ってみると向こう側の通りに抜けられるようになっています。


こんな階段が続きます。


おっと、道ばたにあった水道。飲めるかどうかわかりませんが、リヨンの名前にちなんでライオンの口から水が出ています。
 
 
2008年10月4日

ニュイ・ブランシュ

毎年10月の最初の土曜日に行われるフェスティバル。訳すと白夜となるのでしょうか。夜7時から一晩中、様々な展示やパフォーマンスが見られます。メトロは一晩中動いていると言うし、ダメならパリの貸し自転車ヴェリブがあるので、終電を気にしないで遊べるのがいい!と思ったのは私一人ではありませんでした。みんな考える事は同じようで、パリの中心地はものすごい人出。新聞によると100万人が繰り出したとか。サンミッシェル界隈はごった返していて、明治神宮の初詣を思い出してしまいました。どの会場も1時間待ちは当たり前。おいおい、これは愛知万博か?あきらめてメトロに乗るも、まさに東京のラッシュ並みの混雑。パリの地下鉄がこんなに混んでいるのを見たのは初めてでした。通勤よりも遊びに情熱を燃やすフランス人?(失礼)


今年は例年に比べてダンスが少なかったように思いましたが、日本人の私としては、フェスティバル・ドートンヌの表紙を飾った池田亮二さんがモンパルナスタワーで何かをやると聞いていたので、行ってみましたら、ここもすごい人。人をかき分け、歩道からあふれた人が道路を歩き、そのせいで車が動かず、クラクションと怒号の中、20分ほど待ってようやく光のタワーにたどり着きました。うわ~、きれいっ!!!
この光のタワーが、どんよりとした雲に反射して、パリのどこからでも見えて、「リョージ・イケダの光だ」なんていう会話があちこちで聞こえました。むっふっふ、日本人、やるでしょ。思わず得意げになってにやりと笑う私。まあ、私と池田さんの間には、何の関係もないんですけどね。。。。。。


まさに光の塔。まるでモンパルナスタワーが光に包まれて、天にパワーを送っているようでありました。

  さて、光の塔を見終わって下を見れば大渋滞。ここはモンパルナスタワー前、夜中の12時でございます。夜中の12時と言えば普通はもう少し静かなはずなのですが、昼間以上の渋滞。つまり、ニュイ・ブランシュのお祭りに繰り出した人が沢山いたという事でしょう。ドラノエ市長はホクホク?


これは、パリ4区の区役所でのロボットの展示。かわいいロボットたち、動かないのがちょっと残念。中庭では映画をやっていましたが、ここも列を作っていたのでパス。


  リヨン駅前は、インド人の若手映画監督SHAAD ALIによる撮影現場になっていました。これが今年の話題の新企画。夜9時から朝5時まで撮影を続けるなんて事はあり得ないのですが、肌寒い中、みんながんばっていました。


  リヨン駅からパリ市の貸し自転車に乗って数分でベルシーの国鉄の駅に来ました。駅前に駐車された赤い車の中で、男女の乾いた会話が聞こえます。覗いてみたら、のっぺらぼうの人体に映像を映して、まるで本物の人間が会話しているように見せていました。すごくリアルだけど、バーチャル。立体映画を見ているような、なんだか不思議な感覚を覚えました。ARTAVAZD PELECHIANの作品です。

 
2008年10月12日
フランスの秋

ちょっとパリを離れて山に行ってみました。日本のように山が赤くなることはないけれど、秋はやっぱりきれいです。

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おっと、パリに飛行機が?飛行機がコンコルド広場に展示されていたのは知っていたけれど、チュイルリー庭園にも?近づいてみたら、なんと風船の飛行機でした。時々風に揺れていて、のんびり。
 
2008年10月23日
FIAC/現代アート見本市

おっと、パリに飛行機が?飛行機がコンコルド広場に展示されていたのは知っていたけれど、チュイルリー庭園にも?近づいてみたら、なんと風船の飛行機でした。時々風に揺れていて、のんびり。



そこからチュイルリー庭園に入って最初に見たのが、風呂桶。こんなところに粗大ゴミが!ではありません。これも芸術なのだそうです。。。


若者が一列になって何やってるのかと思ったら.....



おお!巨大な自動靴磨き機であった。いろんなタイプのブラシがあって、どんな靴でもおまかせ~!!!ってバスケットシューズでも良いわけか、、、。



今日は久々に気持ちよい天気だから、公園でサンドイッチを食べて、さて、デザートを。おや?あのショーウインドウの中には、おやつがあるぞ、ラッキー!ゼリーだ、けど、、、はえが、虫がたかってる、、、、、。お~気持ちわる~。。。。




植木屋さんが忘れていった土から草が生えた?なんかかわゆい。


お~池の真ん中で日光浴。気持ち良さそうだけど、ちょっとロリコン?


これは、fiacという国際現代アート見本市のイベントなのでありました。我が日本の川俣正さんの木の家は、木の高い所に取り付けられていましたが、庭園に行ったのが取り除かれた翌日で、あ~残念。
 
 
2008年10月28日

ダンサー 保坂一平さん

シャトレにあるエスパス・ベルタンポワレは、いろんな意味でパリの日本人にはありがたい場所。ここでトンボさんと、ケイスケ&ハナコさんのダンス公演のあとに、保坂一平さんを見かけました。11月にピナバウシュ主催のフェスティバルに招待されているそうです!

   

 
2008年11月13日
日常茶飯事の(?)デモ

サルコジ政権になってから、めっきりストライキとデモが増えました。パリでは毎日少なくとも一つのデモがあるとか。こうちょくちょくあると「またか、、、」で終わってしまう。でも、政府の政策に意義あり!の態度を見せる事から全ては始まるのです。政府は国民のためのものであって、一部の金持ちのためではないのだ!!!このデモは一体何のデモだったのか???多分教員だと思うのですが、毎日いろんなデモがあるので、わかりませんでした。日本のデモは、警官がデモ隊を囲むようにして警備するそうですが、こちらは騒音が激しいですが、結構おとなしく歩いているように思いました。
   
 
 
2008年11月15日

クリスマスマーケットとシャンゼリゼ

シャンゼリゼのクリスマスマーケットの準備が始まりました。白と青いネオンできれいですね。でもまだお店は開店していません。


チュイルリー庭園のコンコルド広場側にある大観覧車。迫力あるし、きれいだなあ!


 
2008年11月19日

THEATRE 2 GENNEVILLIERS

新しい劇場を紹介しましょう!って、昔からあるのですが、私には初めての場所だったので、勝手に新しい劇場としてしまいました。テアトル・ドゥ・ジュヌヴィリエ。「ドゥ」を同じ発音の「2」にして、THEATRE 2 GENNEVILLIERSと書きます。場所は、パリの北の方でちょっとビビったのですが、思ったよりも治安は悪くなく、アラブ系のお店がいくつかある庶民的な町と言う印象でした。
メトロ13番線のASNIERES-GENNEVILLIERS方面に乗って、GABRIEL PERIで下車。
1番出口を出ると、赤と白の矢印があるので、それにそって進みましょう。
「 →」の横にもTHEATRE DE GENNEVILLI ERSと書いてあるので、わかりやすいです。しばらく歩いたら突然黒い空に真っ赤な箱が浮かび上がっているのが見えて、あれが劇場だ!すごい存在感ですわ。



角を曲がるところにも「→」があるので、素直に従いましょう。


これが劇場です。パスカル・ランバートという若手アーティストが劇場のディレクターに就任して、雰囲気が変わったのではないかと思います。上演作品も、お客さんもがらり。
ホールの中にはオープンカフェレストランと、誰でも自由に使えるコンピューターがあってこれは便利。階上に上がれば、サロンにカラフルな椅子がたくさんあって、本棚にある図書を自由に閲覧できます。なかなかいい感じ。ここで上演される作品は主に現代劇で、今シーズンは、平田オリザの「東京ノート」と岡田利規の「三月の5日間」が上演されました。



 
2008年11月25日
new! アートの出会いの場104


もう一つ、今話題の新しい芸術の場を紹介しましょう。104。「ソン・キャトル」と発音します。昔、墓石とかを作っていた工場をパリ市が買い取って、いくつかの劇場とアトリエのある芸術家の集まる場所としてオープンしました。今日は、ここで初めて演劇の公演が行われます。劇場のこけら落としに選ばれたのが、岡田利規の「フリータイム」。元文化相のジャック・ラング氏も来ていて、日本人としてなんだか誇り高い気持ちになりました。別に私が何をしたわけではないんですけどね、、、。

これがメトロ7番線のRIQUETから来た場合の入り口。


これが、メトロ2、5、7番線が交差するSTALINGRADから来た時の入り口。


スタンドレストランもあって、サンパです。仕切りのビニールが屋台っぽい。


そう、この建物はばかでかいのです。一つの通りから向こうの通りまでが建物なので、住所が二つあるのです。建物の中にも沢山の会場があるので、迷っている人が沢山いました。どう見てもフツーの人にしか見えない案内係がいるので、恥ずかしがらずに聞いてみましょう。客と係員を見分けるのが至難の業ですが、建物の入り口付近で、一人でぶらぶらしている人がそうです。というか、私が行った日はそうでした。きょろきょろしていたら、お兄さんから声をかけてくれました。寒いし、手持ち無沙汰なので、何かしていないと時間がつぶせないからか、とても親切でした。 ところで、はっきり言ってこのあたりは治安が悪いです。 STALINGRADから歩いて来た人が、「途中、人っ子一人いなくて超怖かった」と言っていました。 RIQUETのほうから来る方が、近いし安全なようですが、もう一駅先のCRIMEEEでは、若者同士の殺傷事件が相次いでいて、ちょっとビビります。ここに芸術家が集まる事で、町の雰囲気が変わる事を期待します。。。


104はまだ工事中。未完成なんです。そこで働くおじさん達の写真が展示されていました。そうなのだ。この人達のおかげで、こんなアートな場所に生まれ変わったのだ!おじさん、ありがとう。怪我しないでがんばってね!


 
2008年11月28日
青いエッフェル塔

このところ、エッフェル塔は青いのです。なぜかって?今年はフランスが欧州連合EUの議長国を務めた事を記念して、シャンゼリゼもエッフェル塔も青いのだそうです。正面にはEUのシンボルマークが光っていますね。それから、定時にチカチカするイリュミネーションですが、節電のため、5分間のみの点灯となっていますので、お見逃しなく。


 
2008年12月8日
もうすぐクリスマス!

さて、クリスマス!フランス人にとって1年のうちで一番大切な時です。クリスマスツリーを用意して、家を飾り立てて、恋人や家族にプレセントを買い、ノエルの特別メニューを用意して、この1年を祝います。どんなに不況でも、いや、不況だから、暗い影をぶっ飛ばせとばかりに飾り立て、嫌な事は忘れて楽しみます。今年のクリスマスは、特にそんな感じがしました。
パリのイルミネーションの王道は、やはりギャラリーラファイエットでしょうか。堂々たる姿をいつ見ても、おお!と声を上げてしまいます。


  ご覧下さい、この堂々たるギャラリーラファイエットの姿!その向かいにあったショーウインドー。ロボットのウサギちゃんがたくさん!

これは、オペラ座前の広場からヴァンドーム広場へと向かうラペ通り。高級宝石店が建ち並ぶ通りのイルミネーションです。


なんだかクラゲを思い出してしまいました。。。

   

さて、ラペ通りから再びプランタン・オスマン・デパートの前に戻ってきました。向かいのC&Aもがんばっています。


オペラ界隈のクリスマスの名物と言ったら、何といってもプランタンとギャラリーラファイエットのショーウインドウ合戦でしょう。あなたはどちらに軍配をあげる?
では、まずプランタンから。今年のイメージはメタリックでした。


   






♪(((*^-^)八(^∇^*)))♪_♪(((*^-^)八(^∇^*)))♪

さて、こちらはギャラリーラファイエット。もうメルヘンの世界でピンク一色!絵本の中から飛び出して来ちゃったようなウサギさんや芋虫さん達。キャーかわいい!!!

   

さて、ごった返すパリの中心地を離れて庶民的な11区に来てみました。青い!これは11区の区役所です。静かなクリスマスと言う感じ。


今年で5年目になる「PARIS ILLUMINE PARIS」。パリ市内の125本の通りがそれぞれ工夫を凝らしてイルミネーションを飾りました。まずその代表格として、パリ市庁舎のイルミネーションをご紹介しましょう。
   

パリ市庁舎にイルミネーションが飾られるのは今年が初めてだそうです。不況の風が吹く中、せめてノエルは明るく楽しくという事でしょうか。


では、イルミネーションに飾られた通りを紹介しましょう。まずは、シャンゼリゼ。青い涙が流れるような照明。シックだなあ。

   


  ロン・ポワン・デ・シャンゼリゼのイルミネーション 

赤く光っているのが、モンテーニュ通り。
お!人力自転車を見つけた!この時期のシャンゼリゼはものすごい渋滞で、たった2キロを走るのに30分はかかります。それなら人力車ならぬ人力自転車をチャーターしたようが良いかな?エコだし。

ヴァンドーム広場へ向かうカスティグリオーネ通り。




ぐっと庶民的になって、ここは12区のシャロントン通り。。




ここはワティニー通り。小さな商店街ですが、がんばっています。



噴水もお化粧直し。


町の照明にもいろんなのがありますね。


おお!なんと、サンタさんが光り輝くはしごを登っているではないか!でも実はこのサンタさん、夜はいいけど、昼間はなんか情けないのです、、、。


 
2008年12月10日
パリのクリスマスマーケット

クリスマスマーケットがパリの横道に出ていました。お昼時、品定めをしている会社勤めの人たち。ワインがあって、ハムがあって、そうそう、クリスマスプレゼントも買わなくちゃね。

 
2008年12月23日
パリ・オペラ・ガルニエ宮のクリスマス

オペラ座ガルニエ宮にライモンダを見に行きました。今年のクリスマスツリーは赤く輝いていました。

   

オペラ座ガルニエ宮は、本当に素晴らしい建物で、何度行っても感動します。公演を見に行ったら、ぜひ幕間に館内を散策してください。この時はちょうど地下ギャラリーで、「マリア・カラスとスワロフスキー」という展示をしていました。マリア・カラスが舞台で使った宝石達です。






 
2008年12月26日

家が光ってる!

パリを離れると一軒家が目立つようになります。するとネオンで輝く家が目につきます。お家自慢なのか、これでもかっ!というのもあります。

これはすごいっ!走るトナカイと、光る家。
ちょっとのけぞりました

   


 
2008年12月29日
パリの年末、クリスマス、その後、、、

人通りの少ない歩道に置かれた3本の巨大なクリスマスツリー。これは別にクリスマスが終わって道路に捨ててあるわけではありません。ずーっと前からこの状態で歩道にでんと構えているのです。もうちょっとどうにかならないものかと思うのですが、、、。



あ!か~わいぃ~ サンタさんが3人も!


なんだかよくわかりませんが、たくさんの靴がぶら下がっておりました。サンタさんからのプレゼントを入れる靴?
 
 
2008年12月31日
 
大晦日の過ごし方

フランスではレヴェイヨンといって、夕食は豪華に取り、シャンペンで年明けを祝います。昨年は友人の家でパーティーがあり、飲んで食べて朝まで踊っていましたが、今年はシャンゼリゼに繰り出そうと計画。まずはグランパレへ。と言うのは、「DANS LA NUIT、DES IMAGES」という映像の展示会の最終日に滑り込もうという魂胆。そして何より無料という言葉に魅かれて行ってみました。おお!建物も展示会のイメージでライトアップされていて、なかなかいい雰囲気じゃん。


大小様々のスクリーンに映像が映し出されています。私の目に留まるものは、やっぱり動きのあるもので、芝居的なものやダンスでした。ティエリー・ド・メイの作品が結構気に入りましたが、なんと言ってもぐさりときたのが、イスラエルのガザ地区の様子を映した報道的映像。イスラエルが建てたガザ地区の境界線となるコンクリートの壁に描かれたサボテンの絵。焼け付くような日差しのもとで、コンクリートにひびが入り、あれよあれよと言う間にコンクリートが崩れ落ちて中から本物のサボテンが現れた。戦車と人気のない道路、そして容赦なく照りつける太陽。厚い壁にぽっかりと開いた空間。パレスチナとイスラエルを結ぶ入り口だ。誰もいない。しかし、近づこうとしたとたんに、鉄の扉が閉まった。辺りには何の音も聞こえない。生きているものの気配がしない地区。何ともやりきれない気持ちになってしまった。

  「DANS LA NUIT、DES IMAGES」という映像の展示会の最終日。無料という言葉に魅かれて行ってみました。

まるで後光が射しているようなグランパレの勇姿。


外に出たら、寒い。とにかく寒い。寒さが身体に突き刺さってくるようだ。多分、マイナス7度はいっているだろうなあ。おやおや、取り締まりのパトカーがあとからあとからやって来た。毎年大晦日にはなにがしかの事件があるシャンゼリゼ。人ごみは危険だし、寒いし、と言うわけで、さっさとシャンゼリゼで年越しをするのはあきらめ帰宅。家でシャンペンを開けてフォアグラを食べて、近くのバーに出かけて、わいわいやりました。シャンペン飲み放題とは、太っ腹なお店です。(*プライベートタイムでしたので、映像はパスさせていただきます・・・)BONNE ANNEE!

 

■カンパニー紹介  CIE EPIDERME (カンパニー・エピデルム)



CIE EPIDERME
www.compagnie-epiderme.org
さて、今回紹介するカンパニーは、グルノーブルを拠点とするエピデルムのMETAPHORMOSE(S)。振付家でダンサーのニコラ・ユベールと音楽家のカミーユ・ペランの息の合ったコラボレーション。ペランが演じ、楽器を奏で、照明を動かす。それに呼応してユベールのシャープで力強いダンスと、カフカの作品を観ているような幻想的なビジュアルに惹き付けられました。ここで紹介する作品の一部は、カフカの「変身」を連想させる部分ですが、これ以外にもビジュアル的に素晴らしい部分がたくさんありました。ビデオでは作品の素晴らしさを100%伝えられないのが残念です。やっぱり実際に見ないとだめですね。。。。。



 
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